学校教育法において大学は、「学術の中心として活動すること、教育研究を行うこと、さらに、成果を社会に提供することにより社会の発展に寄与すること」が求められています。
社会連携室は、これらの三つの要素が機能的に作用し、特に社会との繋がりと成果の提供に貢献することを目指しています。大学と企業は、従来は大きく異なる方向性をもった組織と思われていましたが、学術・知力をもとに問題解決し、新しいものを創出するという点において、互いに同じ方向性をもっていることは明らかです。そこで、大学と企業間のお互いの強い協力体制を組織化し支援しているのが、この社会連携室です。
また社会連携室は、地域社会との関係作りや連携の構築・推進もめざしています。ここでは、地域との連携協力に関する協定を締結することで、自治体等との産官学連携活動を推進し、研究・教育の両面から活動を支援しています。
このような活動により、象牙の塔と揶揄されたかっての大学の姿は今は無く、社会の中核として認識されるようになってきています。大学が今後益々、社会から頼られ、社会に貢献できる存在となるように、社会連携室はその支援と組織連携を推進する所存です。